デジタル気圧計

特長

■　フォルタン水銀気圧計に代わる精密級気圧計

■　600～1100hPaの広い測定範囲

■　視認性の高い赤色LED表示

■　豊富な演算表示機能

■　 RS-232C／プリンタ出力標準装備

　　一般的なRS-232C出力を標準装備。

　　また、オプションの専用プリンタに接続することで測定データをリアルタイムで記録することができます。

■　上下限警報機能

　　ブザーや回転灯などの外部警報機器を接続可能な接点出力を標準装備。

　　上限および下限の警報値を個別に設定することができます。

■　圧力ポート標準装備

説明

■　製品ラインナップ

■　設置場所

本器は屋内仕様の卓上型デジタル気圧計です。

以下のような場所を避け、水平に設置してください。

　・可燃ガス、爆発性ガスや腐食性ガスがある場所

　・直射日光が当たる場所や熱器具の近く

　・エアコンなどの風が直接当たる場所

　・振動のある場所

　・使用環境条件（－10～50℃、85%rh下、ただし結露なきこと）を超える場所

　・電気的ノイズがある場所

　・雨、水滴や水蒸気がかかる場所

■　測定上の注意

気圧は高さによって異なります。

測定基準面と測定対象の高さが違うと、正しい測定ができませんので注意が必要です。

本器の測定基準面は、下図のとおりです。

■　専用ソフトウェア

専用ソフトウェアを使用して、測定値をリアルタイムでパソコンに表示します。

・本体とパソコンは製品付属のケーブルで接続します。

・測定値をリアルタイムでグラフ描写します。

・測定値をCSV形式で保存できます。

※専用ソフトウェアは ソフトウェアダウンロードページ からダウンロードしてください。（無料）

※「Microsoft」「Windows」は、米国Microsoft社の商標または登録商標です。
　その他、本文中に使われている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

■ソフトウェア画面

■　ミニ知識

気圧は（大気の圧力）は、水平面の単位面積上の大気の重さによって働く「力」として定義されています。

気圧の単位はヘクトパスカル（hPa）を用います。

海面上での気圧はおよそ1000hPa前後であり、これは1cm²あたり約1kgの大気の重さがかかっていることに相当します。

気圧は大気の重さを表すため、高度が高くなり空気が少なくなると気圧も下がります。

このように高さが異なる地点で測定した気圧（現地気圧）を相互に比較する場合には、同一高度に換算する必要があります。

同一高度を平均海面として換算することを海面更正といい、換算された気圧を海面気圧といいます。

■　気圧と高度の関係

仕様