フォルタン水銀気圧計

お知らせ

当製品は生産終了品です。（本ページの内容は2019年5月時点の情報です。）

★　デジタル式の精密級気圧計「SK-500B」の 製品ページはこちら。

特長

大気圧測定の基準として用いられるもので、バーニアにより1/10mmまで測定できます。

使用方法は槽の中の象牙針に水銀面を合わせて、バーニア下部を硝子管中の水銀面と合わせて目盛を読み、これを温度、重力、その他の補正をして気圧を測ります。

また、非常に精密で破損しやすい器材ですから、持ち運びには十分注意してください。

説明

■　ミニ知識

気圧は（大気の圧力）は、水平面の単位面積上の大気の重さによって働く「力」として定義されています。

気圧の単位はヘクトパスカル（hPa）を用います。

海面上での気圧はおよそ1000hPa前後であり、これは1cm²あたり約1kgの大気の重さがかかっていることに相当します。

気圧は大気の重さを表すため、高度が高くなり空気が少なくなると気圧も下がります。

このように高さが異なる地点で測定した気圧（現地気圧）を相互に比較する場合には、同一高度に換算する必要があります。

同一高度を平均海面として換算することを海面更正といい、換算された気圧を海面気圧といいます。

■　気圧と高度の関係

高度 （m）	気圧 （hPa）	高度 （m）	気圧 （hPa）	高度 （m）	気圧 （hPa）	高度 （m）	気圧 （hPa）
0	1013.2	1100	887.9	2100	785.2	3200	683.6
100	1001.2	1200	877.2	2200	775.5	3400	666.6
200	989.5	1300	866.6	2300	765.7	3600	649.3
300	977.7	1400	856.0	2400	756.3	3800	632.7
400	966.0	1500	845.5	2500	746.9	4000	616.5
500	954.5	1600	835.1	2600	737.5	4200	600.5
600	943.2	1700	824.9	2700	728.3	4400	585.1
700	932.0	1800	814.9	2800	719.9	4600	569.7
800	920.8	1900	804.9	2900	709.9
900	909.7	2000	795.0	3000	701.1
1000	898.8

仕様

製品番号		7640-00
製品名		フォルタン水銀気圧計
測定方式		水銀柱式
測定精度		±0.5hPa
最小目盛		1hPa
バーニア目盛		0.1hPa
付着温度計範囲		－20～50°C
温度計最小目盛		0.5°C
寸法		(W)110×(H)1300×(D)100mm
質量	本器	2.5kg
	掛板	1.8kg